■費用4万6千円のケースも
介護職員初任者研修通信講座の中には、安いところでは受講費用が約4万6千円のケースもあります。
東京都世田谷区にある株式会社さくらケアの場合、受講料金は39,800円。ただし、別途教材費が6,000円かかります。
■通信のみのコースは「なし」
ただし、通信講座といっても、通信のみの介護職員初任者研修課程はありません。厚生労働省の規定で、一定時間数は通学が必要ということになっているためです。
なので、株式会社さくらケアの場合も、たとえば、2014年2月開講のコースであれば、2月17日~3月17日の間に合計16日間ほど通学することになっています。
(参考)
・株式会社さくらケア:ヘルパー養成研修
■ユーキャンには講座「なし」
通信教育ユーキャンの講座の中には、介護職員初任者研修課程のコースはありません。
介護職員初任者研修の形式は、「通学」または「通学+通信講座」のいずれか。ユーキャンは通信教育主体ということで、通学が必要な介護職員初任者研修課程は開講しないのではないかと思われます。
この件については、当ブログの次の記事でまとめています。
・【まとめ】 「ユーキャンには講座なし」 介護職員初任者研修
■介護職員初任者研修の資格取得方法
介護初任者研修は、1か月から3か月ほどの期間をかけて、「通学」あるいは「通学+通信」のカリキュラムを消化。最後に確認テスト的な位置づけの筆記試験に合格すれば資格取得できます。授業時間数は130時間です。
介護の資格学校としては、ニチイ学館や、ソラスト、ハクビ、未来ケアカレッジなどがよく知られています。
ただ、介護職員初任者研修の受講費用は、学校によって7万円から15万円くらいまで幅があります。株式会社さくらケアの場合は、例外的な価格設定と言えると思います。
価格が高いところは、学校によっては、授業内容や就業サポートが充実していたりします。ですので、価格だけでは学校を決められない面があります。なので、一通り情報収集してからどのスクールにするかを決めるのがいいと思います。
■初任者研修のカリキュラム
介護職員初任者のカリキュラムは次のようになっています。
・職務の理解(6時間)
・介護における尊厳の保持・自立支援(9時間)
・介護の基本 (6時間)
・介護・福祉サービス の理解と医療との連携(9時間)
・介護におけるコミュニケーション技術(6時間)
・老化の理解(6時間)
・認知症の理解(6時間)
・障害の理解(3時間)
・こころとからだのしくみと生活支援技術(75時間)
・振り返り(4時間)
【関連記事】
・【取得は簡単!】 介護職員初任者研修 難易度 【まとめ】