■「カスピ海ヨーグルト」が効果的?
「乳酸菌クレモリス菌FC株により産生されたEPSを含むヨーグルトを摂取することは、過剰な炎症の抑制に有用」。
フジッコ株式会社が上記のような報告をしていると言います。「粘り成分EPS」が、皮膚の炎症を抑制してくれるのだとか。「カスピ海ヨーグルト」の最大の特徴が、この強い粘り。この粘りは乳酸菌クレモリス菌FC株が産生する菌体外多糖(EPS:Exopolysaccharide)に由来しているのだそうです。
(参考)
・産経関西:「カスピ海ヨーグルト」の粘り成分がアトピー性皮膚炎を改善 菌体外多糖(EPS)がアトピー性皮膚炎モデルへ与える効果を検証
(2014年3月13日)
以下は、当ブログであつかったアトピー対策についての記事のまとめです。
■「洗濯用洗剤」にも気をつけるべき?
「洗濯洗剤に含まれる微量な添加物が肌着に残留し、悪化因子となる場合もありますので、自分の肌に合う洗浄剤を選ぶことも重要です」。
サンケイビズの記事には、上記のような趣旨のアドバイスが掲載されています。アドバイスは、小児科・アレルギー科のお医者さんからのものです。
このニュースについては、当ブログの次の記事でまとめています。
・【まとめ】 アトピー対策で「洗濯用洗剤」にも気をつけるべき?
■「アレルケア」もアトピーに効く?
累計販売数200万個を売り上げたという、カルピスのサプリメント「アレルケア」。
このサプリには「L-92乳酸菌」が含まれています。「L-92乳酸菌」は、一般的な乳製品から摂ることができません。また、アレルケアは、アレルギー物質(25品目)を含まないアレルゲンフリー製品。乳、卵、小麦、そば、落花生などの特定原材料等25品目を含みません。
カルピスのHPからの情報では、「L-92乳酸菌は、アトピーなどのアレルギー発症に関係する免疫バランスに働きかけるため、アレルギー症状の緩和効果が期待できます」との記載があります。
4歳から15歳のアトピー性皮膚炎患者が一定期間「L-92乳酸菌」を摂取したところ、症状緩和の有効性が示され、薬の量が減少。また、試験を行った子供たちの90%に有効であることも確認されたとのこと。
(参考)
・カルピス社の健康情報室
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